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論文

Technical issues on incorporating probability-based scenario earthquakes into seismic design of nuclear power plants

廣瀬 次郎*; 村松 健; 奥村 俊彦*; 瀧 諭*; 高田 毅士*

Proceedings of 5th International Conference on Probabilistic Safety Assessment and Management (PSAM-5), p.1383 - 1390, 2000/00

地震PSAを応用して軽水炉プラントを対象とする耐震設計の一層の高度化を図ることが期待されている。その一環として原研では、確率論的地震危険度解析を拡張して対象サイトで設計上考慮すべき地震(想定地震)を同定する手法の研究を実施している。本研究では、確率論的想定地震と現行の確率論に基づく設計地震の選定法を、地震活動特性のモデル化、距離減衰式の選定方法などの面から比較検討し、確率論的手法を今後の耐震設計に応用するための利点や検討課題を抽出した。具体的には、地震危険度曲線の超過発生確率に対応している参照確率を指定し、サイトにおける地震規模と震央距離を定める手段を合理的に与えるものであり、現行の設計地震の選定作業を補完するうえで有効な手法であるが、一方参照確率の設定根拠の扱い等設計への応用にはまだ幾つかの課題を解決する必要があることが明らかとなった。

口頭

活断層データベースを用いた地質学的ひずみ速度の推定

渡部 豪; 奥山 哲; 浅森 浩一

no journal, , 

将来数万年以上にも及ぶ極めて長い時間スケールの地殻変動を評価するためには、過去$$sim$$現在の地質環境の変遷に基づいた外挿によるアプローチに加えて、変動のメカニズムを考慮した運動学的なシミュレーションによる予測手法を構築することが重要である。本研究では、長期間のプレート間相互作用に基づいてプレート境界地震に伴う地殻歪の解放の影響を排除したシミュレーションに向けて、これに必要なひずみ速度分布を活断層データを用いて推定した。その結果、過去$$sim$$現在のひずみ速度の短縮軸の方向は、現在の最大主応力軸の方向と調和的な傾向を示すことが明らかになった。

口頭

日本列島における測地・地質学的ひずみ速度の推定

渡部 豪; 浅森 浩一

no journal, , 

地層処分においては、数万年以上に及ぶ長い時間スケールにおける地質環境のモデル化が重要となる。日本列島における第四紀後期の地殻変動には一様継続性が見出されているが、測地学的ひずみ速度と地質学的ひずみ速度には、概ね一桁の違いがあることが指摘されている。本研究では、活断層データを用いて日本列島における地質学的ひずみ速度の再推定を行うとともに、測地学的ひずみ速度との比較を行った。その結果、測地学的データに基づくせん断ひずみ速度分布では、九州南部にせん断帯が確認できる。一方、地質学的に基づく結果には、これに対応する領域は認められない。以上の結果は、せん断帯の活動が比較的若い時代に開始したことを示唆する。

口頭

地質環境の長期安定性に関する研究; 2016年熊本地震のひずみ解放と地質学的ひずみ速度との関係

渡部 豪; 浅森 浩一

no journal, , 

本研究では、GNSS観測データから推定した2016年熊本地震に伴うひずみ解放量と、活断層データに基づくひずみ速度との比較によって、震源域周辺における測地学的・地質学的ひずみ速度の関係について検討した。この結果、2016年熊本地震により最大で7.1$$times$$10$$^{-6}$$のせん断ひずみが解放されたことが明らかとなり、活断層データからは、震源域で2.3$$times$$10$$^{-9}$$/yrのせん断ひずみ速度が推定された。せん断ひずみとせん断ひずみ速度の比を計算することで断層の活動間隔を推定し、断層の活動間隔は3,100年であることが示された。この結果は、活断層調査より推定された平均活動間隔とほぼ一致し、熊本地震は過去10万年間続く断層運動と整合的であることを示唆している。

口頭

日本列島における地質学的ひずみ速度の推定

渡部 豪; 浅森 浩一

no journal, , 

日本列島における第四紀後期の地殻変動には、一様継続性(変位の方向の一様性や変位の等速性)が指摘されている。しかし、日本列島における測量に基づく測地学的ひずみ速度と活断層データ等から推定された地質学的ひずみ速度には、一桁に及ぶ顕著な食い違いが認められる。地層処分における将来の地質環境の予測・評価は、過去の自然現象の偏在性や変動傾向に基づき、将来へ外挿することが基本となる。そのため、特に外挿法による予測においては、対象とする領域における一様継続性の成立性が重要となる。そこで本研究では、活断層の変位等の地形・地質学的な情報をもとに地質学的ひずみ速度を推定し、測地学的ひずみ速度との比較を行った。その結果、上下変動について、東北地方の太平洋側では長期的に見て隆起、短期的には沈降という従来からの指摘と同様、地質学的な推定結果と測地学的な推定結果の違いが認められた。一方で、ひずみ速度の主軸分布においては、新潟-神戸ひずみ集中帯での北西-南東方向の短縮、九州地方(島原-別府地溝帯)での南北伸長が認められ、測地学的ひずみ速度の主軸分布と調和的な傾向を示すことが明らかになった。

口頭

日本列島における測地・地質学的ひずみ速度の推定,2

渡部 豪; 浅森 浩一

no journal, , 

本研究では、日本列島における第四紀後期の地殻変動の一様継続性について検討するため、測地データ・地質データに基づいた測地学的・地質学的ひずみ速度の推定及び両者の比較を行った。測地学的・地質学的ひずみ速度の推定では、国土地理院GNSSデータと産業技術総合研究所の活断層データを用いた。また、現在の日本列島における地殻変動には、プレートの沈み込みに伴う変形が卓越していることから、本解析では、それらを取り除いた上で、両ひずみ速度の比較を行った。その結果、ひずみ速度の大きさに係る差異は、従来の指摘と同様に、一桁程度の差が認められたものの、両ひずみ速度の空間パターンについて多くの共通点が認められた。以上の結果より、両者の比較は地殻変動の一様継続性を議論する上で、有益な情報を与えることができると考えられる。

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